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関数 > アナログ出力 >

YdxAoSetStartInRangeVolt

機能

サンプリング開始条件( アナログ入力トリガ インレンジ比較 )を設定します。
しきい値は、電圧値で指定します。

書式

INT YdxAoSetStartInRangeVolt(
    INT id,
    INT aiChannel,
    float volt1,
    float volt2,
    INT mode
);

パラメータ

id

YdxOpen関数 で取得したIDを指定します。

言語 C# VB(.NET2002以降) VB6.0 C++/CLI C/C++
int Integer Long int INT

aiChannel

比較をするアナログ入力チャネルを指定します。
設定範囲は0~5、初期値は0です。

言語 C# VB(.NET2002以降) VB6.0 C++/CLI C/C++
int Integer Long int INT

volt1・volt2

しきい値を指定します。
単位は「V」です。
設定範囲は-10~10 [V]、初期値はvolt1=-5 [V]・volt2=5 [V]です。
「volt1≦電圧≦volt2」または「volt2≦電圧≦volt1」となった時に、条件が成立します。

言語 C# VB(.NET2002以降) VB6.0 C++/CLI C/C++
float Single Single float FLOAT

mode

動作モードを指定します。

意味
0 エッジセンス(インレンジでない状態から、インレンジに変化した時に、条件成立)
1 レベルセンス(インレンジの時に、条件成立。最初からインレンジだった場合も、条件成立)

初期値は0です。

言語 C# VB(.NET2002以降) VB6.0 C++/CLI C/C++
int Integer Long int INT

戻り値

関数が正常に終了した場合は、0(YDX_RESULT_SUCCESS)が返ります。
正常に終了しなかった場合は、0以外が返ります。
詳細は、戻り値一覧 を参照してください。

言語 C# VB(.NET2002以降) VB6.0 C++/CLI C/C++
int Integer Long int INT

備考

YdxAoSetStartCondition関数 で、サンプリング開始条件として「アナログ入力トリガ(インレンジ比較)」を選択した場合にのみ設定が有効になります。
サンプリング開始条件として「アナログ入力トリガ(インレンジ比較)」を選択しない場合は、本関数を実行する必要はありません。

しきい値は、バイナリ値に換算されて、内部に記憶されます。
本関数の実行後に 入力レンジが変更 されても再換算はおこなわれませんので、入力レンジを変更する場合は本関数の実行前におこなってください。

本関数は、アナログ出力が 動作中 には実行できません。

使用例

サンプリング開始条件(アナログ入力トリガ インレンジ比較)を設定します。
比較をするチャネルは1、しきい値は-2.3Vと4.5V、動作モードはレベルセンスに設定します。

C#

int result;
result = Ydx.AoSetStartInRangeVolt(id, 1, -2.3F, 4.5F, 1);

VB(.NET2002以降)

Dim result As Integer
result = YdxAoSetStartInRangeVolt(id, 1, -2.3, 4.5, 1)

VB6.0

Dim result As Long
result = YdxAoSetStartInRangeVolt(id, 1, -2.3, 4.5, 1)

C++/CLI

int result;
result = YdxAoSetStartInRangeVolt(id, 1, -2.3, 4.5, 1);

C/C++

INT result;
result = YdxAoSetStartInRangeVolt(id, 1, -2.3, 4.5, 1);